チョン・キョンファ

ヴァイオリン協奏曲

チョン・キョンファ
チョン・キョンファ

ここ数日、超急ぎの仕事が複数あって、ちょっと疲れ気味な私ですが(笑)、そんなときに束の間の安らぎを求めて、クラシック音楽を聴いたりしてます。
クラシックは子どもの頃から好きでよく聴いていました。
写真のCDは、もう忘れるぐらい遠い昔のことですが、たぶん20数年前ぐらいに中古CD屋さんで見つけて買ったものです。
チャイコフスキーとメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の組み合わせで、通称「メン・チャイ」と呼ばれてますが、ヴァイオリンのソロは「チョン・キョンファ」という方です。
チョン・キョンファご存じですか? 詳しくはネットで調べてみてください(笑)。
このCDはチョン・キョンファ33歳の頃の演奏です。(現在は67歳)
1981年7月の録音とありますので、ちょうど私が自転車日本縦断で九州付近を走っている頃に、彼女はこの演奏を行っていたというわけですね。
「メン・チャイ」のCDは数多くの演奏者・指揮者・オーケストラで世に出ていますが、特にチャイコフスキーのほうは、私が今までに聴いた他のどの人の演奏よりも、このチョン・キョンファの演奏は刺激的で、攻撃的で、例えて言うならば鋭い刃物ではらわたをえぐられるような(えぐられたことはないが)、そんな感覚を覚えます。
また、YouTubeでチョン・キョンファを検索すると、たくさん出てきますが、その中でも、まだハタチそこそこぐらいの歳にもかかわらず、このチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を堂々と自信たっぷりに演奏している映像があり(事実、彼女はチャイ・コンを最も得意としている)、それを見ると、音もさることながら、演奏しているときの身体の動きはまるで野獣と格闘しているかのようです。(音も鋭利な刃物ですが動きもそれ以上に鋭いです)
CDでは音だけしか聞こえませんが、映像も一緒に見ると、聴覚と視覚の両面から楽曲を楽しむことができるのでお勧めです。
もちろんコンサートなどで生演奏を聴くのが一番だとは思いますけどね。
とにかく、お勧めの一品です。

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