11月2日にリニューアルした、ピクセル工房Webサイトの背景画像について解説いたします。
さて今回はその第3弾。
「制作実績」ページ、タイトルは「吉野川橋と眉山夕景」です。
吉野川橋の北詰にアンダーパスがあります。写真はそのアンダーパスの東の方から南西方向に向かって撮影しました。
ここは割とメジャーな撮影ポイントで、ここから吉野川橋と眉山を入れて撮影する人は多いと思います。
もちろん、季節によっても全く違う表情を見せたり、またほんの数十秒のうちに空の色や吉野川の色、吉野川橋の光り具合などが変化して、どのタイミングを切り取るか、カメラマンの感性次第では、同じアングルの写真でも全然違った写真に見えます。
この撮影時も、日没後から完全に夜になるまでの数十分の間に何度もシャッターを切りましたが、その中からこの一枚を選びました。
ある程度暗くならないと橋の明かりが水面に映らないし、またあまりに暗くなりすぎると今度は眉山の稜線がはっきりしなくなります。
それともうひとつ、風のある日は吉野川の水面が波立っていますので、橋の明かりがきれいに映り込みません。なるだけ無風状態で水面が鏡のように平滑になっていることが望ましいです。(吉野川はかなり大きな川なので、こちらから向こう岸まで全て無風状態というのはなかなか巡り会わないです)
ですから、ある程度思い通りの写真を撮ろうとすると、空の状態も含めていろんな気象条件が絡んできます。やはり現場には何度も足を運ぶ必要があるでしょう。(全ての風景写真に言えることですけどね)
