吉野川橋と眉山夕景

11月2日にリニューアルした、ピクセル工房Webサイトの背景画像について解説いたします。
さて今回はその第3弾。
「制作実績」ページ、タイトルは「吉野川橋と眉山夕景」です。
吉野川橋の北詰にアンダーパスがあります。写真はそのアンダーパスの東の方から南西方向に向かって撮影しました。
ここは割とメジャーな撮影ポイントで、ここから吉野川橋と眉山を入れて撮影する人は多いと思います。
もちろん、季節によっても全く違う表情を見せたり、またほんの数十秒のうちに空の色や吉野川の色、吉野川橋の光り具合などが変化して、どのタイミングを切り取るか、カメラマンの感性次第では、同じアングルの写真でも全然違った写真に見えます。
この撮影時も、日没後から完全に夜になるまでの数十分の間に何度もシャッターを切りましたが、その中からこの一枚を選びました。
ある程度暗くならないと橋の明かりが水面に映らないし、またあまりに暗くなりすぎると今度は眉山の稜線がはっきりしなくなります。
それともうひとつ、風のある日は吉野川の水面が波立っていますので、橋の明かりがきれいに映り込みません。なるだけ無風状態で水面が鏡のように平滑になっていることが望ましいです。(吉野川はかなり大きな川なので、こちらから向こう岸まで全て無風状態というのはなかなか巡り会わないです)
ですから、ある程度思い通りの写真を撮ろうとすると、空の状態も含めていろんな気象条件が絡んできます。やはり現場には何度も足を運ぶ必要があるでしょう。(全ての風景写真に言えることですけどね)

吉野川橋と眉山夕景
吉野川橋と眉山夕景

吉野川カンドリ舟

11月2日にリニューアルした、ピクセル工房Webサイトの背景画像について解説いたします。
さて今回はその第2弾。
「サービス内容」ページですが、タイトルは「吉野川カンドリ舟」です。
カンドリ舟とは、吉野川中流域で主に鮎漁に使われる舟ですが、初夏の頃の吉野川の風物詩となっています。
その昔、あまり橋が架かっていなかった頃は、渡し船として吉野川を横断していたそうです。
調べてみますと、カンドリ舟を作っている船大工さんは、徳島に二人しかいなくて(10年前の情報なので、今現在はどうなのか???)、いずれも高齢であること、また後継者もいないとのことなので、今後、吉野川のカンドリ舟を見る機会は少なくなるかもしれません。

このページの写真は、1994年に撮影したものですが、実を申しますとカンドリ舟を撮りたかったのではなく、たまたま「そこに舟が居た」のでした。
現場は石井町の高瀬潜水橋西付近。過去何度も足を運んで、撮影ポイントや撮影時間などのチェックを行っていましたので、あとは「絶好の撮影日和」を待つだけでした。そして撮影当日、「きょうはとても良い絵が撮れそうだ!」と確信し、現場に向かったのです。
現場に到着したとき私の予感は的中しました。日没後の西の空が黄金に輝き、その空を映している川面が、まるでドロドロと溶岩が流れているように見えました。20年経った今でもそのときの情景ははっきりと脳裏に焼き付いております。
いつもなら少し早めに到着してゆっくりと撮影準備に取りかかるところなのですが、この日は出発が遅れたため、現場に着いたときにはすでに「今がまさにシャッターチャンス」というタイミングでした。大慌てで三脚を立て、カメラをセットして、夢中で何度もシャッターを切りました。
やがて黄金の空は茜色へと変化していき、溶岩のような流れもその色は深みを増していったのです。
そんな絶妙のタイミングに、あのカンドリ舟がちょうど画面中央にポイントとなって・・・。

吉野川や空の色は狙い通りでしたが、カンドリ舟は全くの偶然でした。
良い出逢いに感謝です。

吉野川カンドリ舟
吉野川カンドリ舟

元町ワシントンヤシモドキ

11月2日にリニューアルした、ピクセル工房Webサイトの背景画像について解説いたします。
すべて私みずから撮影したものですが、撮影時期は結構古く、まだデジカメが普及する前で、大判カメラ(4×5in)やブローニー判でポジフィルムを使用しています。

まずは、トップページ。
タイトルは「元町ワシントンヤシモドキ」です。
​JR徳島駅から南西方向に向かって、眉山の麓の阿波おどり会館までの間、延々と道路の中央分離帯にそびえ立つ椰子の木。
品種はワシントンヤシモドキというのだそうです。
1953年に植えられたらしいので、もう60年以上、徳島市のシンボルとして元町~新町橋の間に並んで立ち続けています。
新町川沿いの藍場浜公園にも並んでいて、お盆の阿波おどりが開催されるときには、この公園が「藍場浜演舞場」となるわけですが、カメラマンが地面すれすれから踊り子を見上げるようにして撮影すると、バックの夜空にワシントンヤシモドキが写ります。

トップページのワシントンヤシモドキの撮影場所は、元町の、ゴリラが壁に張り付いているあたり(から北西に向かって撮影)。
ちょうど、画面左上空を飛行機が飛んでいきました。白く飛行機雲が写っているのが見えるでしょうか?

ワシントンヤシモドキ
元町ワシントンヤシモドキ

今ごろですが弊社サイトをHTML5化

ピクセル工房WebサイトをHTML5化しました。
実は以前(2014年1月)にもHTML5で作成したことがあったのですが、そのときはまだIE6や7ユーザーも少数ながら存在していたので、崩れを恐れてXHTML1.0に戻したのです。
でも、もうそろそろ変えてもイイでしょう。
当方独自調査によると、​現時点でIE8以前のブラウザ使用率は1%を切っています。
逆に言えば、古いバージョンのブラウザをいつまでも使い続けていると、何かと支障が出ると思いますし、正常に見られないサイトもたくさんあるでしょう。何よりセキュリティ面でかなり心配でもあります。ですから、そういうブラウザに対応するよりも、新しいバージョンのブラウザに変更してもらうことを促すという意味を込めて、HTML5に変えてしまった方が、ユーザーさんのためでもあると思うのです。
もちろん、作り手側としても、CSS3と合わせることで表現の幅も広がりますので、作りがいがあるとも言えます。

10ヶ月ぶりにピクセル工房Webサイトをリニューアルしました

今回、上部背景に全面画像を使っていますので、少し重いかも。
そのうえ、少し暗いかも。
これは少々理由があって、私が撮影する風景写真は夕景・夜景が多いのです。
なので、どうしても暗めになってしまいますね。
さらに、白抜き文字を読みやすくするために、元々暗い写真をもっと暗くしていますので。ごめんなさい。
自分のところのサイトは、実験台みたいなものなので、いろいろと試したりしていますが、またそのうち変えるかもしれません。

株式会社ピクセル工房ホームページ

ピクセル工房2014-11
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