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待て!
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AI(人工知能) ピクセル:
その女の言うことを聞いてはだめだ!

ハント:
え??
き、君は・・・
元、俺の相棒だったAIの「ピクセル」か?
壊れたんじゃなかったのか?
AI ピクセル:
ああ。一旦は壊されたが、ISMOの優秀なエンジニアによって復活できた。
それより、その女は我々の仲間などではない。
某国の産業スパイだ。
君を利用して、博士が開発した新エネルギーのプロトタイプを入手しようとしている。
私は、そいつに壊されそうになった。

ティカ:
・・・ちっ!
バレちゃったんじゃしょうがないわね。
そのとおりよ。その人工知能は破壊したはずなんだけど、どうやら復活したみたいね。
さて、ハントにはここまでよく頑張ってもらって、大変感謝しているわ。おかげでようやく最後の目的地までたどり着けた。
さあっ!最後のロックを解除して、その扉を開けなさい!

ハント:
やっぱりそういうことだったのか・・・。
前々から怪しいとは思ってたんだ。
博士の心配より「REODA」のほうばっかり気にしてたし・・・。
残念だがオマエのためにこの扉のロックは解除できないな!

ティカ:
・・・だったら、鉛のチョコを食べていただくしかないわねっ!
避けてみなっ!

AI ピクセル:
ふんっ! 浅はかなやつだ。力ずくで、ってわけか?
その掌紋認証は、生体反応がないと無効化される。

ティカ:
おーーーっほっほっほっほーー!
それはそれは、わざわざ教えてくれてありがとう!
でもそんなことは言われなくても知ってるわよーーー!

バーーーン!!
