脱出ゲームというか探索アドベンチャーゲームというかノベルゲームというかそんなゲームを組み合わせたようなゲーム

Chapter-01 ─プロローグ─

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ティカ:
さてさて…。
玲尾田 敏智(レオダ ビンチ)博士・・・っていう人、知ってる?
天才的な科学者で、発明家でもあるのよね。
で、彼はね、以前から新エネルギーを独自に開発中だったらしいんだけど、ちまたでは、「もうすでに完成してるんじゃないか?」との噂が流れているみたいなのよ。
なんでも、全く新しい概念によるシステムとか?
安全で、地球環境を破壊せず、燃料も簡単に手に入り、しかも低コスト。まさに「神のエネルギー」とも言える画期的な方法なんだって!

ティカ

でも・・・。知っての通り、エネルギー関連には巨大な利権が絡んだりするじゃない?
従来型のエネルギーで巨万の富を得ている大富豪たちもいるわけで、「そんな神のエネルギーなど作ってもらっては困る」なーんていう輩も少なくないのよね。
そうなると、レオダ博士の存在そのものを否定しようとする奴らも出てくる可能性があるわ。

また別な見方をすると、そもそも新しい技術というのは、平和利用と軍事利用が背中合わせというのも現実なのよ。「核」がその代表例ね。
博士が考え出したその新エネルギーを、国際的犯罪組織なんかが悪用した場合、爆発物などに改造することも考えられるわよね。もちろん改造には相当な知識と技術が必要だけど、場合によっては博士に改造を強要したりすることも想定されるわ!

ティカ

つまり、いずれの場合でも博士の身に危険が迫るのは確実・・・、きゃー怖い!!
一刻も早く博士を保護しなきゃ!
っていうかー、その嫌な予感はもしかしたら的中したかも知んない。数日前から博士と研究所のスタッフ主任、ふたりとも消息が不明になっているのよ。さては、すでに拉致された? あるいは殺害されたかも~? え~!どうしよう?!(オロオロ)

というわけで、レオダ博士と主任を探そうとしていたんだけど、実は、博士に関することで、ある情報を仕入れたわ。
情報源は、オーストラリアに住んでいる私の友人よ。
南半球の太平洋上にある小さな島のことなんだけど。
オーストラリアからだと約2,000km、ソロモン諸島からちょい東にその小島があるらしいのよね。

 

まあだいたいこのあたりね。↑
そこではロードバイクに乗った自転車乗りたちが、世界中から毎日何百人も集まってトレーニングや走行会をしているそうよ。一人で黙々とただペダルをこいでいる人、あるいは何十人もの団体でレースさながらにバトルし合って共に汗を流している人、そのスタイルは様々だけど。

 

その私の友人も自転車大好き人間なので、わりと頻繁にその島に走りに行っているらしいのね。
そしたら、数ヶ月前から博士の姿を何度も見かけたって言うのよ。
私の友人は大学の研究所で働いていて、日本の「レオダ博士」のことはいろいろ聞いて知っているし、尊敬しているとも言っていたわ。だから、顔も見てすぐ分かったんじゃないかしら。

でも博士がそこに頻繁に来ている理由は、まさか自転車に乗りに来ているわけじゃないわよね。どう考えても。

ティカ

それで、衛星を使ってこの島をあちこち探検していたら、この島じゃなくてその隣の島で異様な施設を発見したの。その自転車の島からだと船でも10分もあれば行けそうな距離よ。あれはどう見ても怪しい!(笑)
もしかしたら博士はそこに居るか、そうでなかったとしても何らかの痕跡か手がかりがあるかもしれないわ。
博士の関連の施設と断定するほどの根拠は何一つないんだけどね。まあ、私の「オンナの勘」ね(笑)。

とにかく、地球に戻ったら、まず最初にそこに行って欲しいの。
さあっ! ミッション開始よ!!

ティカ

・・・と言いたいところだけど、あなたは火星にいた数ヶ月の間にカンが鈍ってしまっている可能性があるわ。まずはリハビリも兼ねて、今から簡単なテストを行うから、頑張って解いてよね。

 

宇宙船「銀杏2」船内

ティカ

あなたが今いる船室の中に、1枚の写真を隠しておいたわ。それを見つけてみて。
ちなみに、その写真というのは私の・・・・・・・オールヌードだけど。きゃーーー!恥ずかしーー!(笑)

 

 

スマートフォンの方
ここからは端末を横向きにして下のボタンを押してプレイしてください。

パソコンの方はモニターの向きを変える必要はありません(笑)。

 

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